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列王紀上 2:3-20 リビングバイブル (JLB)

3. 神様の教えを守り、いつも神様にお従いするのだ。 モーセの法律にある戒めの一つ一つを守れ。 そうすれば、どんなことをしても、どこへ行っても、祝福される。 

4. また、正しく歩み、神様に忠誠を尽くすなら、必ず子孫のだれかがイスラエルの王となり、ダビデ王朝は絶えないという約束を、神様は果たしてくださる。

5.  さあ、よく聞け。 おまえは、ヨアブがわしの二人の将軍、アブネルとアマサを殺したことを知っているだろう。 戦いの最中で、しかたなくそうしたと言っておるが、実は平和な時に起こっているのだ。 

6. おまえはりこう者だから、どうしたらいいかわかるだろう。 彼を安らかに死なせてはならん。 

7. しかし、ギルアデ人バルジライの子らには親切にし、いつも王の食卓で食事をさせてやれ。 彼らは、わしがおまえの兄アブシャロムから逃げた時、親身に世話をしてくれたからな。 

8. また、バフリム出身のベニヤミン人、ゲラの子シムイのことを覚えているだろう。 わしがマハナイムに落ちのびた時、わしを激しくのろいおった男だ。 それでも、わしを迎えにヨルダン川まで下って来たものだから、いのちだけは助ける、と約束してやった。 

9. だがな、そんな約束はおまえにかかわりのないことだ。 おまえなら、どうすれば奴を血祭りにあげられるか、わかるだろう。」

10.  こうしてダビデは死に、エルサレムに葬られました。 

11. 彼は四十年間イスラエルを治めましたが、そのうち七年はヘブロンに、あとの三十三年はエルサレムの宮殿にいました。 

12. ソロモンが父ダビデに代わって王となり、王国はますます栄えたのです。

13.  ある日、ハギテの子アドニヤが、王母バテ・シェバに目どおりを願い出ました。「私を困らせるために、おいでになったのですか」と、バテ・シェバは尋ねました。「とんでもありません。 

14. 実は、折り入って、お願いがあるのです。」「いったい何でしょう。」

15.  「私にとって、今まで何もかもうまくいっていました。 王国は私のものでしたし、だれもが、次の王になるのは私だと思っていました。 ところが形勢は逆転し、すべては弟のものとなりました。 そうなることを、神様が望んでおられたからです。 

16. そこで今、ほんのちょっとしたことをお願いしたいのです。 どうか、お聞き届けください。」「それはまた、どんな願いですか。」

17.  「どうか、ソロモン王にお願いしてください。 あなた様のお口添えがあれば、王は何でもかなえてくださるはずです。 実は、シュネム人アビシャグを妻に欲しいのです。」

18.  「わかりました。 お願いしてみましょう。」

19.  そこでバテ・シェバは、ソロモン王に頼みに出かけました。 王は彼女が入って行くと、王座から立ち上がり、深く一礼しました。それから、自分の右に席を設けるように命じ、彼女をそこに座らせました。

20.  「ちょっとしたお願いがあります。 ぜひ、聞き届けてください。」「母上、どんなことでしょう。 何なりとうかがいましょう。」

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