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列王紀上 16:18-34 リビングバイブル (JLB)

18. ジムリは町が攻め取られるのを見て、宮殿に入って火をつけ、炎に包まれて死にました。 

19. こうなったのもみな、彼がヤロブアム王のように、偶像を拝み、イスラエル国民を偶像礼拝の罪に誘い込んだからです。 

20. ジムリのその他のことや謀反については、『イスラエル諸王の年代記』に記録されています。

21.  ところで、そのころイスラエル王国は分裂していて、国民の半分はオムリ将軍に忠誠を誓い、半分はギナテの子ティブニに従っていました。 

22. しかし、オムリ将軍が勝ち、ティブニは殺されました。こうして、オムリは反対勢力を完全に打ち負かし、王位についたのです。

23.  オムリは、ユダのアサ王の即位後三十一年目に、イスラエルの王となり、十二年のあいだ治めました。 そのうちの六年間は、ティルツァで治めました。 

24. オムリ王は、現在サマリヤとして知られる丘陵地帯を、地主のシェメルから百二十万円で買い取り、町を建てました。 町は、元の地主シェメルにちなんで、サマリヤと呼ぶことにしました。 

25. ところが、オムリ王は前例のないほど悪い王でした。

26. ヤロブアム王のように、偶像を拝み、イスラエルを偶像礼拝の罪に誘い込んで、神様の激しい怒りを買ったのです。 

27. オムリ王のその他の記録は、『イスラエル諸王の年代記』に出ています。 

28. 王は死んでサマリヤに葬られ、息子アハブが王となりました。

29.  アハブは、ユダのアサ王の即位後三十八年目に、イスラエルの王となり、二十二年のあいだ王位にありました。 

30. ところが、アハブ王はイスラエルのすべての王の中でも、群を抜いて悪く、その悪名は父オムリ以上でした。 

31. しかも、それだけでは足りないかのように、シドン人の王エテバアルの娘イゼベルと結婚し、バアルの偶像を拝み始めたのです。 

32. まず、サマリヤにバアルの神殿を建て、祭壇を築きました。 

33. それから、別の偶像も作りました。 こうしてアハブ王は、彼以前のイスラエルのどの王にもまして、神様の激しい怒りを招いたのです。

34.  アハブ王の在位中に、ベテル出身のヒエルはエリコを再建しました。 基礎工事をしている時、彼の長子アビラムが死に、城門を造って町が完成した時、末子セグブが死にました。 これは、ヌンの子ヨシュアによって言われていたように、エリコには神様ののろいがあったからです〔カナン征服記上六・二六参照〕。

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