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出エジプト記 34:12-26 リビングバイブル (JLB)

12.  目ざす約束の国へ着いたら、そこの住民と決して妥協しないよう、くれぐれも気をつけなさい。 いったん妥協すれば、知らず知らずのうちに、彼らの悪習に染まってしまうからだ。 

13. むしろ、異教の祭壇や礼拝用の石柱などはこわしてしまいなさい。 汚らわしい偶像も切り倒しなさい。 

14. わたし以外には、どんな神々も拝んではならない。 わたしは絶対の忠誠と、心からの献身を求める神である。

15.  その地の住民と、どんな条約も結んではならない。 彼らは、信仰の面では売春婦と同じだ。 偶像の神々にいけにえをささげることによって姦淫を行ない、わたしに反逆する。 万一彼らと親しくなり、いっしょに行って偶像を拝もうと言われたら、その誘惑に負けてしまうだろう。 

16. そして、他の神々を拝む娘たちを、息子の嫁に迎えるだろう。 すると、息子たちは妻の信じる神々を拝み、姦淫を行ない、わたしに反逆することになる。 

17. だから、偶像とはいっさい関係を持たないようにしなければならないのだ。

18.  種なしパンの祭りを七日間、必ず祝わなければならない。 毎年三月(ユダヤ暦では一月)の決まった時に、教えておいたとおりに祭りを守りなさい。 それは、おまえたちがエジプトを出た月だ。

19.  牛、羊、何でも最初に生まれた雄は、わたしのものだ。 

20. ろばの初子は代わりに羊をささげて買い戻せる。 買い戻さないと決めたら、首を折る。 しかし人間の場合、長男はみな買い戻さなければならない。 ささげ物を持たずにわたしの前に出てはならない。

21.  忙しい耕作期や収穫期でも、六日間だけ働いて七日目は休みなさい。

22.  次の祭りを毎年祝うことを忘れてはならない。 小麦の最初の収穫を祝う七週の祭り、それに収穫の祭りである。 

23. 年に三度、祭りの時にはイスラエルの男子はみな、わたしの前に出なければならない。 

24. 男子全員が神の前に出るこの時は、だれもイスラエルに攻撃をしかけない。 そのような国はわたしが追い払い、イスラエルの国境を広げる。

25.  わたしへのささげ物といっしょに、イースト菌を入れたパンを使ってはならない。 過越の子羊の肉は、どの部分でも翌朝まで取っておいてはならない。 

26. 毎年の最初の収穫から、いちばん良い物を神の天幕に持って来なければならない。 子やぎを母親の乳で煮てはならない。」

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