25. そこで神様は、熟練した香料作りに、これらの材料を使って聖なる注ぎ油を作らせるよう命じました。
26-27. また、次のように言いました。 「天幕と、十戒の箱と、供えのパンのテーブルおよびその付属品すべてと、燭台およびその付属品と、香の祭壇とに、この油を注ぎなさい。
28. 完全に焼き尽くすいけにえをささげる祭壇とその器具ぜんぶ、また、洗い鉢とその台にも同じようにしなさい。
29. それらを、特別に選ばれたものとしてきよめるためである。 それらに触れるものは何でもきよくなる。
30. アロンと息子たちにもこの油を塗り、祭司としてわたしに奉仕できるようにきよめなさい。
31. 人々にはこう言うのだ。 『これは神の聖なる注ぎ油としなければならない。
32. 決して一般の者に注いではならない。 自分でかってに作ってはならない。 聖なるものだから厳重に取り扱わなければならない。
33. このような香料を作ったりする者、また、それを祭司でない者に注ぐ者はだれであれ、みな共同体から除名されなければならない。』」
34. 香について神様がモーセに与えた指示は、次のとおりです。「香料として、ナタフ香、シェヘレテ香、ヘルベナ香、純粋な乳香を同量ずつ用意し、
35. 香料作りの普通の技術で、それに塩を混ぜ、純粋で聖なる香にしなければならない。
36. その一部分は細かく砕き、天幕の中の、わたしがおまえに会う箱の前に置きなさい。 この香は最も神聖なものである。
37. 自分のためにそれを作ってはならない。 特別に神のためのものだからである。 神聖なものとして取り扱わなければならない。
38. 自分のためにそれを作る者は、除名されなければならない。」