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出エジプト記 3:1-9 リビングバイブル (JLB)

1.  ある日モーセは、ミデヤンの祭司、しゅうとイテロ〔別名レウエル〕の羊の群れを番していました。 砂漠のはずれにある神の山ホレブ(シナイ山)に近い所です。 

2. 突然、柴の燃える炎の中に、神様の使いが現われました。 よく見ると、柴には火がついているのに、いつまでも燃えています。 

3-4. 「いったい、どういうことだろう。」 不思議に思いながら、そばへ近寄りました。 その時です。 神様が呼びかけました。「モーセ、モーセ!」「は、はい。 どなたでしょう。」

5.  「それ以上近寄るな! くつを脱げ。 おまえが立っている所は聖なる地だ。 

6. わたしはおまえの先祖の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神だ。」 モーセはあわてて顔をおおいました。 神様を見るなど、とても恐れ多いことです。

7.  神様は続けました。 「わたしの国民が、エジプトで非常な苦しみをなめているのを見た。 無慈悲な監督のむちを取りのけてほしい、と叫んでいるのを聞いた。 

8. 彼らをエジプト人の手から救い出そうと思う。 エジプトから助け出し、『乳と蜜の流れる』国、広々とした美しい国へ連れて行こう。 今、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が住んでいる地だ。 

9. 今こそイスラエル人の嘆きがよくわかった。 つらい仕事に明け暮れ、エジプト人にこき使われている。 

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