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出エジプト記 21:21-36 リビングバイブル (JLB)

21. ただし、奴隷が一日、二日の間に死ななければ、その時は罰せられない。 奴隷はその人の所有物だからである。

22.  二人の男が争っていた時に妊娠中の女性を傷つけ、そのために、母親は助かったものの流産をした場合、彼女を傷つけた男は、裁判官が認める範囲内で、女の夫が要求するだけの罰金を支払わなければならない。 

23. しかし、傷のために母親まで死ぬようなことにでもなれば、男は死刑だ。

24.  もし女の目が傷ついたら、償いとして男の目を傷つけ、歯が折れたら歯を折る。 手には手を、足には足を、 

25. やけどにはやけどを、傷には傷を、むちにはむちを、である。

26.  人が、男奴隷であれ女奴隷であれ、奴隷の目を打ち、そのために目が見えなくなってしまったら、奴隷は目の償いとして自由にされる。 

27. 人が奴隷の歯を折ったら、その歯の償いとして彼を自由にしなければならない。

28.  牛が男または女を突いて死なせたなら、牛は石で打ち殺す。 その肉は食べてはならない。 しかし、牛の持ち主は罰せられない。

29. ただし、その牛が人間を突くくせがあるとわかっていた場合、そして、持ち主がそのことを知っていながら、なお管理を十分にしていなかったのであれば、その時は牛は石で殺され、持ち主も死刑となる。 

30. しかし、被害者の身内の者が願うなら、補償金を取って釈放することもできる。 金額は裁判官が決める。

31.  牛が少年あるいは少女を突いた場合も、同じ法律が適用される。 

32. しかし、男であれ女であれ奴隷を突いた場合は、奴隷の主人に銀貨三十枚を支払い、牛は石で打ち殺す。

33.  人が井戸を掘り、ふたをしなかったために、牛やろばが落ちた時は、 

34. 井戸の持ち主は家畜の持ち主に、損害の全額を弁償しなければならない。 ただし、死んだ家畜は井戸の持ち主のものになる。

35.  牛がほかの人の牛を傷つけて死なせた時は、生きているほうの牛を売り、その代金と死んだ牛を、双方の持ち主が半分ずつ分ける。 

36. しかし、もともと突くくせがあるとわかっていたのに、牛の所有者が管理を十分していなかったのであれば、代金を分け合うことはしない。 生きている牛の所有者が全額を弁償しなければならない。 ただし、死んだ牛は彼のものになる。

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