14. 姦淫してはならない。
15. 盗んではならない。
16. うそをついてはならない。
17. 人の家をうらやんではならない。 人の妻に欲情を燃やしたり、使用人、牛、ろば、そのほか何でも、人の持ち物を欲しがったり、持ち主をねたんだりしてはならない。」
18. 人々はみな、山にいなずまがひらめき、煙が立ちこめるのを見ました。 また、雷と恐ろしいラッパの音が鳴り続けるのも聞きました。 だれもが遠く離れて立ち、恐ろしさに身を震わすばかりです。
19. 人々はモーセに言いました。 「神様がどんなことをおっしゃったか教えてください。 言われたとおり従います。 ただ、神様が直接お話しにならないようにしてください。 そんなことになったら命はありません。」
20. 「心配はいらない。 神様がおいでになったのは、恐るべきお力をあなたがたに示すためだ。 神様の力を知れば、これからは罪を犯すことを恐れるようになるだろう。」
21. 民が遠く離れて立ち尽くしている中を、モーセは神様のおられる濃い暗やみの中に入って行きました。
22. 神様はモーセに、神の代弁者として人々に語るよう命じました。 「わたしは天からおまえに呼びかけ、わたしの気持ちを知らせた。 おまえはその証人である。