旧約聖書

新約聖書

出エジプト記 16:22-31 リビングバイブル (JLB)

22. 六日目には、ふだんの二倍集めました。 七・二リットルずつです。 どうして、六日目だけ二倍なのでしょう。 指導者たちは不思議に思い、モーセにわけを尋ねました。

23.  モーセはこう説明しました。 「神様が、その翌日を特別な休息の日と定められたからだ。 その日は一日、神様のことだけを考えて過ごし、日常の仕事はいっさい休まなければならない。 だから、きょうのうちに、あすの分まで料理しておきなさい。」 

24. 今度は、次の朝になっても、虫もつかず、悪いにおいもなく、少しもいたんでいませんでした。 

25. モーセは言いました。 「きょうは、きのうの残りを食べなさい。 神様の安息日だから、きょう外に出ても何もない。 

26. 集められるのは六日間だけだ。 七日目は安息日で、何も見つけることはできない。」

27.  ある人はそう言われたにもかかわらず、安息日に食べ物を集めに出かけました。 しかし、やはり何も見つかりませんでした。

28-29. 神様はあきれてモーセに告げました。 「いつになったら、この民は言うことを聞くのか。 六日目にいつもの二倍を与えるのは、二日分の量が十分あるようにということなのが、わからないのか。 七日目は休息の日としてわたしが与えたのだから、テントの中にいて、食べ物を取りになど外へ出たりしないようにしなさい。」 

30. そこで、人々は七日目に休みました。

31.  この食べ物はのちに、「マナ」〔「これはいったい何だろう」の意〕と呼ばれるようになりました。 コエンドロの種のように白く、平べったくて、はち蜜入りのパンのような味がします。

完全な章を読みます 出エジプト記 16