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出エジプト記 16:19-26 リビングバイブル (JLB)

19.  「翌日まで残しておいてはいけない。」 モーセはきつく注意しました。

20.  ところが中には、やはり言うことを聞かない者もいて、明くる朝まで残しておくのでした。 けれどもそういうパンは朝になると、虫がついて、ひどいにおいがしています。 モーセは、言いつけを守らない者をしかりつけました。 

21. こうして人々は毎朝、それぞれ家族の人数に応じて必要なだけ集めました。 日がのぼって日ざしがだんだん強くなると、それは溶けて消えてしまうのです。 

22. 六日目には、ふだんの二倍集めました。 七・二リットルずつです。 どうして、六日目だけ二倍なのでしょう。 指導者たちは不思議に思い、モーセにわけを尋ねました。

23.  モーセはこう説明しました。 「神様が、その翌日を特別な休息の日と定められたからだ。 その日は一日、神様のことだけを考えて過ごし、日常の仕事はいっさい休まなければならない。 だから、きょうのうちに、あすの分まで料理しておきなさい。」 

24. 今度は、次の朝になっても、虫もつかず、悪いにおいもなく、少しもいたんでいませんでした。 

25. モーセは言いました。 「きょうは、きのうの残りを食べなさい。 神様の安息日だから、きょう外に出ても何もない。 

26. 集められるのは六日間だけだ。 七日目は安息日で、何も見つけることはできない。」

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