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伝道の書 10:3-19 リビングバイブル (JLB)

3. どこを歩くかで、その人がわかります。

4.  上役にしかられても、職場を放棄してはいけません。 冷静な態度は、相手の不きげんをなだめるものです。

5.  世の中の移り変わりに注意していると、もう一つの悪が目につきました。 王や支配者のことです。 

6. ばか者に大きな権威が与えられているのに、りこうな人で、当然と思える社会的地位さえ与えられていない人を知っています。 

7. また、召使が馬上でふんぞり返り、君主が召使のように歩いている姿も見ました。

8-9. 井戸を掘ると中に落ち、古い石垣をこわすと蛇にかまれます。 採石場で働いていると落石につぶされることがあり、斧を振り上げるたびに危険にさらされます。

10.  斧の切れ味が悪くなると、力ばかりいるようになります。 そんな時には、頭を働かせて刃をとぐことです。

11.  馬が盗まれてから馬小屋に鍵をかけても、あとの祭りです。

12-13. 知恵あることばは心地よいが、ばか者のおしゃべりは身を滅ぼします。 彼の話の前置きがばかげているかと思えば、その結論も気違いじみています。 

14. ばか者は将来について何でも知っているふりをして、事細かに話して聞かせます。 しかし、これから起こることは、だれにもわからないのです。 

15. ばか者はちょっとした仕事にも動揺するので、ごくささいなことにも力を出せません。

16-17. 王が幼く、指導者たちが朝っぱらから酔っている国は、とんでもない目に会います。 王は名門の出で、指導者たちは勤勉を第一と心がけ、これからの仕事の景気づけをする時にだけ宴会を開いて飲む国は、しあわせです。 

18. 怠けていると、天井から雨がもり、たるきが腐ってきます。 

19. パーティーは笑いを、ぶどう酒は幸福感を、金はいっさいのものを与えます。 

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