チャプター

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16
  17. 17
  18. 18
  19. 19
  20. 20
  21. 21
  22. 22
  23. 23
  24. 24
  25. 25
  26. 26
  27. 27

旧約聖書

新約聖書

レビ記 4 リビングバイブル (JLB)

1.  神様はさらに、次のような指示をモーセに与えました。

2.  「人々に言いなさい。 あやまって戒めを破った場合は、次のように処理する。 

3. 大祭司があやまって罪を犯し、人々に悪影響を及ぼした場合は、罪が赦されるためのいけにえとして、傷のない若い雄牛をささげなければならない。 

4. 神の天幕の入口に引いて来て雄牛の頭に手を置き、神の前で殺す。 

5. 大祭司は血を持って天幕に入り、 

6. 指を浸し、奥の至聖所へ通じる道をふさぐ垂れ幕の前に、七回ふりかける。 

7. 次に、天幕の中の神の前にある香の祭壇の角に血を塗る。 残った血は、天幕の入口にある完全に焼き尽くすいけにえ用の祭壇の土台に注ぎかける。 

8-10. 内臓をおおう脂肪、二つの腎臓とその上をおおう腰の脂肪、胆のうを祭壇で焼く。 感謝のいけにえとしてささげる雄牛や雌牛の場合と同じだ。 

11-12. 皮、肉、頭、足、内臓、腸など残りの部分は、野営地の外の特別にきよめられた場所、祭壇の灰捨て場で焼く。

13.  国家としてあやまって罪を犯し、してはならない事をした場合は、全国民が有罪となる。 

14. 罪に気づきしだい、罪が赦されるためのいけにえとして、若い雄牛を天幕の入口に引いて来なさい。 

15. 指導者たちが代表して、神の前で雄牛の頭に手を置き、殺す。 

16. 大祭司は血を天幕の中へ持って行き、 

17. 指を浸し、神の前で垂れ幕の前に七回ふりかける。 

18. 次に、天幕にある香の祭壇の角に血を塗る。 残りの血は、天幕の入口にある完全に焼き尽くすいけにえ用の祭壇の土台に注ぎかける。 

19. いけにえの脂肪はすべて取り除き、祭壇で焼く。 

20. 自分の罪のためのいけにえの時と同じようにするのだ。 こうして、祭司は国家の罪を償う。 これではじめて、全国民が赦されるのだ。 

21. 最後に祭司は、いけにえの死体を野営地の外へ運び出し、個人の罪のためのいけにえと同じように焼く。

22.  指導者のだれかがあやまって罪を犯し、神の法律に背いた場合は、 

23. 罪に気づきしだい、傷のない雄やぎをいけにえとして引いて来なさい。 

24. 完全に焼き尽くすいけにえをささげる場所で、その頭に手を置いて殺し、神にささげる。 これは指導者の罪が赦されるためのいけにえだ。 

25. 祭司はそのいけにえの血を祭壇の角に指で塗りつけ、残りは祭壇の土台に注ぎかける。 

26. 感謝のいけにえと同じように、脂肪はすべて祭壇で焼く。 こうして、祭司は指導者の罪を償い、彼は赦される。

27.  一般人も、あやまって罪を犯せば、有罪だ。 

28. それに気づいたらすぐ、罪の償いとして傷のない雌やぎを引いて来なさい。 

29. 完全に焼き尽くすいけにえを殺す場所で、いけにえの頭に手を置いて殺す。 

30. 祭司は指に血をつけ、完全に焼き尽くすいけにえ用の祭壇の角に塗る。 残りの血は祭壇の土台に注ぎかける。 

31. 感謝のいけにえの場合と同じように、脂肪はすべて取り除き、祭司が祭壇で焼く。 わたしはそれが大好きだ。 このように、祭司は罪の償いをし、罪を犯した者は赦される。

32.  罪が赦されるためのいけにえに子羊を引いて来る時は、傷のない雌でなければならない。 

33. 完全に焼き尽くすいけにえを殺す場所に連れて来て、頭に手を置き、罪が赦されるためのいけにえとして殺す。 

34. 祭司は指に血をつけ、祭壇の角に塗り、残りの血は土台に注ぎかける。 

35. 脂肪は感謝のいけにえの羊と同じようにする。 火で焼いて神にささげる他のいけにえと同じように、祭壇で焼くのだ。 こうして祭司が償いをし、罪は赦される。