1-2. 神様はモーセに命じました。 「主の祭りを毎年かかさず守るよう、人々に言いなさい。 その時には全国民が集まり、わたしを礼拝するのだ。
3. この祭りは安息日とは別のものだ。 毎週七日目は仕事を休み、集まるのは礼拝のためだけで、あとは家で静かに過ごす。 この安息日は、どこにいても守らなければならない。
4. 毎年行なう聖なる祭りには、次のようなものがある。
5. まず過越の祭り。 これは三月末(ユダヤ暦では一月十四日)に祝う。
6. 次は種なしパンの祭り。 この祭りは過越の祭りの翌日から一週間、イースト菌を入れないパンを食べて祝う。
7. 初日には、ふだんの仕事はすべて休み、礼拝に集まる。
8. 七日目も同じだ。 そのあいだ毎日、火で焼くささげ物を神にささげる。
9-11. 刈り入れの祭り。 わたしが与える国で最初の収穫をあげたら、安息日の翌日に、そのうちの一束を祭司のところへ持って来なさい。 祭司は、神の前でその束を揺り動かしてささげる。 わたしはそれを受け取ろう。
12. 同じ日に、完全に焼き尽くすいけにえとして、一歳の傷のない雄の子羊をささげなさい。