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レビ記 16:20-35 リビングバイブル (JLB)

20.  聖所と天幕全体と祭壇をきよめる儀式が終わったら、アロンはもう一頭の生きている山羊を引いて来て、 

21. その頭に両手を置き、全国民の犯した罪をすべて告白する。 すべての罪を山羊の頭にのせ、特別その仕事に任じられた者が荒野に放つのだ。 

22. 山羊は人々のすべての罪を背負ったまま、無人の地へ引いて行かれ、荒野に放たれる。

23.  それからアロンは、また天幕へ入り、垂れ幕の中へ入る時に着たリンネルの装束を脱ぐ。 服はそこへ置いたままにして、 

24. 神聖な場所で体を洗い、大祭司のいつもの服に着替えたら、外へ出る。 自分と全国民のために、完全に焼き尽くすいけにえをささげ、罪の償いをするのだ。 

25. 罪が赦されるためのいけにえの脂肪も祭壇で焼く。

26.  山羊を荒野へ引いて行った者は、衣服と体を洗ってから野営地に戻る。 

27. 罪が赦されるためのいけにえにした若い雄牛と山羊の死体は、アロンが聖所内で罪の償いの儀式に使った血は別として、野営地の外へ運び出し、皮も内臓もみな焼き捨てる。 

28. 焼く係りの者は、あとで衣服と体を洗い、野営地へ戻る。

29-30. これから命じることは、永遠に守るべき法律だ。 毎年九月二十四日(ユダヤ暦では七月十日)は何の仕事もせず、謙虚に自分を反省する日としなさい。 イスラエル人も共に住む外国人も、区別はない。 この日は、すべての罪を赦し、神の目から見てきよい者と認める、罪の償いの日だからだ。 

31. 完全な休息の日として、身も心も静め、謙そんな思いで一日を過ごしなさい。 これは永遠の法律だ。 

32. アロンの死後も、彼の後継者として油を注がれる大祭司が、代々この儀式を執り行なう。 神聖なリンネルの装束を身につけ、 

33. 聖所、天幕、祭壇、祭司、全国民の汚れをきよめ、罪の償いをするのだ。 

34. くどいようだが、これはイスラエルの永遠の法律だ。 全イスラエルの罪が赦されるため、年に一度償いの儀式をするのだ。」

35.  アロンは、すべて神様がモーセに指示なさったとおり行ないました。

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