旧約聖書

新約聖書

レビ記 14:18-36 リビングバイブル (JLB)

18. まだ残った油は、最後に患者の頭に注ぐ。 こうして、祭司は神の前で、その患者の罪を償うのだ。

19.  このあと、罪が赦されるためのいけにえをささげ、もう一度、らい病が治った患者の罪を償う儀式を行なう。 それがすんだら、完全に焼き尽くすいけにえを殺し、 

20. 祭壇に穀物の供え物といっしょにささげる。 これらの儀式が全部すんではじめて、その患者はきよくなったと宣告されるのだ。

21.  貧しくて子羊を二頭ささげられない時は、罪を償ういけにえに雄の子羊を一頭ささげなさい。 それを祭壇の前で揺り動かして、罪を償う儀式をするのだ。 ほかに、三・六リットルの上等の小麦粉をオリーブ油でこねたものを、穀物の供え物とし、半リットルのオリーブ油を添える。

22.  また、山鳩か家鳩のひなを二羽持って来る。 どちらでも手に入るほうでかまわない。 一羽を罪が赦されるためのいけにえに、もう一羽を完全に焼き尽くすいけにえにする。 

23. この場合も子羊と同じように、八日目に天幕の入口にいる祭司のところへ持って来る。 神の前で、きよめの儀式を行なうためだ。 

24. 祭司は子羊と半リットルの油を、罪を償ういけにえとし、祭壇の前で揺り動かしてささげる。 

25. 子羊を殺し、その血を、きよめの儀式にあずかる者の右の耳たぶと手足の右親指に塗る。

26.  次に、オリーブ油を左のてのひらに注ぎ、 

27. 神の前に右手の指で七回ふりかける。 

28. 続いて、患者の右の耳たぶと右手足の親指に塗る。 罪を償ういけにえの血と同じ場所につけるのだ。 

29. 残りの油はきよめにあずかる患者の頭に注ぎかけ、神の前でその者の罪を償う。

30.  それから患者は、山鳩か家鳩のひな二羽をささげる。 どちらでも手に入るほうでかまわない。 

31. 一羽を罪が赦されるためのいけにえ、もう一羽を完全に焼き尽くすいけにえとし、穀物の供え物といっしょにささげる。 こうして、祭司は神の前で、その患者のために罪の償いをするのだ。」

32.  以上は、らい病が治っても、きよめの儀式に普通のささげ物ができない者についての法律です。

33-34. 続いて神様は、モーセとアロンに命じました。 「約束のカナンの国へ着いたら、ある家にらい病が発生するだろう。 

35. その時は、家の持ち主に、『家にらい病が発生したようです』と報告させなさい。

36.  報告を受けた祭司は、検査の前に必ず家を空にするよう命じる。 さもないと、祭司がその家にらい病が発生したと宣告する時、家財道具までぜんぶ汚染されたことになってしまうからだ。 

完全な章を読みます レビ記 14