旧約聖書

新約聖書

ルツ記 2:1-8-9 リビングバイブル (JLB)

1.  ところでナオミには、ベツレヘムに住む、ボアズという名の大金持ちの親戚がありました。

2.  ある日、ルツはナオミに申し出ました。 「ねえ、お義母さん、どなたか親切な方の畑で、刈る人たちのあとについて落ち穂を拾わせてもらおうと思うのよ……。」「すまないね、そうしてくれるかい。」

3.  そこでルツは出かけて行き、落ち穂を集めたのですが、なんと、その畑はボアズの畑だったのです。

4-5. ルツがまだ畑にいるうちに、ボアズがベツレヘムの町から来ました。 雇い人たちとひと通りあいさつをすませると、ボアズは監督役の者に尋ねました。 「あそこにいるのは、どこの娘さんかね。」

6.  「あれは、ナオミといっしょにモアブからまいった娘でございます。 

7. 落ち穂を拾わせてくれって、今朝から来ましてね。 とにかく、ああやってずっと、木陰で休みもせず、立ち働いてるんでさあ。」

8-9. ボアズはルツのそばに歩み寄り、ことばをかけました。 「こんにちは。 精が出るね。 いいかい、いつもわしのところで落ち穂を拾いなさい。 ほかの畑に行こうなんて考えなくていいんだよ。 女子衆のあとに、しっかりついてお行き。 若い者にも、あんたのじゃまはせんように、と注意しておいたからな。 のどが渇いたら、あそこで好きなだけ水を飲むがいい。」

完全な章を読みます ルツ記 2