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ヨブ記 9:14-27 リビングバイブル (JLB)

14. わしには、全能の神様を相手どって議論し、説き伏せることなどできない。 

15. たといこちらに落度がなくても、自分を弁護しない。 ただただ、あわれみを求めるだけだ。 

16. たとい祈りが答えられても、神様がわしの叫びを聞いたとは思えない。 

17. 神様は、こんなにまでわしを打ちのめし、理由もないのに傷口を広げるからだ。 

18. 次から次へと、息もつかせず、骨の髄までしみとおる悲しみで満たしている。

19. 強くて正しいのは、この世に神様だけではないか。

20.  ところで、わしは正しいだろうか。 そうでないことは、自分がよく知っている。 たとい一点の非の打ちどころもないとしても、神様はわしに悪人のレッテルを張る。 

21. 完全に潔白でもだ。 だが、そんなはずはない。 ああ、自分で自分がわからない。 つくづく自分がいやになった。 

22. 潔白であるにせよ、悪人であるにせよ、神様にとっては同じことさ。 どちらにしても滅ぼすんだ。 

23. 神様は、罪のない者が災難に押しつぶされるのを見て笑う。 

24. 全地は悪者どもの手中にある。 神様は裁判官を明き盲にして、不公平な裁判を行なわせる。 そうするのが神様でないとしたら、いったいだれが張本人なのか。

25.  わしの一生は悲劇をはらんだまま、矢のように飛び去る。 

26. わしの歳月は船足の速い舟のように遠ざかり、獲物に襲いかかる鷲のように飛び去る。

27.  神様への不満を忘れ、悲しむのをやめて明るく振る舞おうとしても、 

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