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ヨブ記 9:11-20 リビングバイブル (JLB)

11. 神様がそばを通り過ぎても、お姿は見えない。 

12. 神様が人のいのちを奪う時、だれもその手をとどめることはできない。 『何をするのですか』と抗議できる者もいない。

13.  しかも、神様は怒りを静めず、高慢な人間を土下座させる。 

14. わしには、全能の神様を相手どって議論し、説き伏せることなどできない。 

15. たといこちらに落度がなくても、自分を弁護しない。 ただただ、あわれみを求めるだけだ。 

16. たとい祈りが答えられても、神様がわしの叫びを聞いたとは思えない。 

17. 神様は、こんなにまでわしを打ちのめし、理由もないのに傷口を広げるからだ。 

18. 次から次へと、息もつかせず、骨の髄までしみとおる悲しみで満たしている。

19. 強くて正しいのは、この世に神様だけではないか。

20.  ところで、わしは正しいだろうか。 そうでないことは、自分がよく知っている。 たとい一点の非の打ちどころもないとしても、神様はわしに悪人のレッテルを張る。 

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