7-8. 考えてもみろ。 心底から正しくて罪のない人が罰せられるなんてことを、一度でも聞いたことがあるか。 罪と争いの種をまく者が悩みを刈り取るとは、経験の教えるところだ。
9. そのような者は、神様に握りつぶされて死ぬ。
10. 若いライオンのように居丈高にしていても、押しつぶされて滅びるのがおちだ。
11. いつかは、役立たずの老いぼれライオンのように飢え、子供たちも散り散りになる。
12. 耳もとのささやきのようにこっそりと、この真理がわしに伝えられた。
13. あれは、人が寝静まった夜中だった。 わしは幻を見たのだ。
14. 急にわしは恐ろしくなり、身の毛のよだつ思いに全身がわなないた。
15. 一つの霊が前を通り過ぎる時、髪の毛は逆立った。