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ヨブ記 4:10-21 リビングバイブル (JLB)

10. 若いライオンのように居丈高にしていても、押しつぶされて滅びるのがおちだ。 

11. いつかは、役立たずの老いぼれライオンのように飢え、子供たちも散り散りになる。

12.  耳もとのささやきのようにこっそりと、この真理がわしに伝えられた。 

13. あれは、人が寝静まった夜中だった。 わしは幻を見たのだ。 

14. 急にわしは恐ろしくなり、身の毛のよだつ思いに全身がわなないた。 

15. 一つの霊が前を通り過ぎる時、髪の毛は逆立った。 

16. といっても、霊の気配を感じただけで、姿を見たわけじゃないがね。すると、気味悪いほどしーんと静まりかえった中で、どこからともなく、こう言う声が聞こえてきた。

17.  『人は神より正しくありえようか。 人は創造者よりきよくありうるだろうか。』

18-19. 御使いさえあやまちを犯し、神様に信頼されないとしたら、ちりから造られた人はなおさらのことだ。 人はしみのように、簡単につぶされて死ぬ。 

20. 朝には生きていても、夕方には冷たいむくろとなり、だれからも顧みられないまま永久に葬られる。 

21. か細いいのちの火は吹き消され、なすすべもなく死ぬだけだ。

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