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ヨブ記 39:13-30 リビングバイブル (JLB)

13.  だちょうは誇らし気にはばたくが、母親の愛は持ち合わせていない。 

14. 地面の上に産んだ卵を、砂に暖めさせるだけだ。 

15. だれかに踏まれたり、野獣につぶされたりするのを忘れている。 

16. まるで自分の子でないかのように冷淡にあしらい、死んでもいっこうに気にしない。 

17. わたしがそれから知恵を奪ったからだ。 

18. ところが、それがいったん跳びはねて走りだすと、どんなに速い馬をも追い越す。

19.  おまえは馬に力を与えたか。 風になびくたてがみを、その首につけたか。 

20. 馬をいなごのように跳びはねさせることができるか。 そのすさまじいいななきは天下一品だ! 

21-23. それは地面を前足でかき、自分の力を誇る。 いったん戦場に出ると何ものをも恐れず、矢が雨あられと降って来ようと、光る槍と投げ槍が飛んで来ようと逃げ出さない。 

24. 戦闘ラッパが鳴り渡ると、前足で激しく地面をかき、疾風のように敵陣へと駆けて行く。 

25. ラッパの鳴るたびにヒヒーンといななき、遠くから戦いの匂いを嗅ぎつける。 ときの声と、命令を伝える指揮官の怒号を聞いてこおどりする。

26.  おまえは、鷹がどのようにして高く舞い上がり、南方さして翼を広げるかを知っているか。 

27. 鷲が崖の上に高くのぼって巣を作るのは、おまえの指図によるのか。 

28. それは崖の上に住み、自然の要害を住みかとする。 

29. そこから、はるか遠くにいる獲物をうかがう。 

30. それは死んだ動物を見つけて運び、ひなはその血を吸う。」

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