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ヨブ記 32:4-21-22 リビングバイブル (JLB)

4. エリフは、自分の話す番がくるのを、しびれをきらして待っていました。 いちばん年下だったので、これまで遠慮していたのです。

5.  ところが、三人が答えに詰まったのを見ると、この時とばかり、怒りに震えながら、 

6. 口を開きました。 「ぼくは若いし、皆さんは人生の大先輩だ。 だから遠慮して、今まで黙っていた。 

7. 亀の甲より年の劫って言いますからね。 

8-9. しかし、年をとれば必ずりこうになるってものじゃないんだ。 人を聰明にするのは、人のうちにある神の霊だ。 

10. だから、しばらくぼくの言うことを聞いてもらいたい。

11-12. ぼくはこれまで、じーっと皆さんの言い分を聞いてきた。 ところが皆さんは、ヨブさんに罪を認めさせることも、彼が罪人であることを証明することもできなかった。 

13. 『人に罪を認めさせるのは神様だけだ』などと、言いわけしないでもらいたい。 

14. ヨブさんが初めからぼくと議論していたら、ぼくは絶対、皆さんのような論法では答えなかった。

15-16. だれも答えることばもなく、途方にくれ、口をつぐんで座り込んでいるのに、それでも待ち続けるべきだろうか。 

17. とんでもない。 ぼくだって、言うだけは言わせてもらう。 

18. さっきから、言いたくてむずむずしているんだ。 

19. 密閉したぶどう酒のたるのように、ぼくの腹は、今にも張り裂けそうだ! 

20. 思いっきりうっぷんを晴らさせてほしい。 

21-22. ぼくは、人を侮辱するのを恐れて手ごころを加えたりしないし、だれにもおべっかなんか使わない。 遠慮なく言わせてもらう。 神様の罰を受けて死にたくないからだ。

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