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ヨブ記 23:6-16-17 リビングバイブル (JLB)

6. 偉大な神様が、わしを鼻先であしらうだろうか。 むしろ、わしの言うことを聞いて同情するに違いない。 

7. 正直で公平な者だけが神様と論じ合うことが許され、裁判官である神様によって無罪放免となる。

8.  ところが、いくら神様を探してもむだだ。 あちこち尋ねても見つからない。 

9. 北へ行っても見あたらず、南に向きを変えても、神様は姿をくらます。 

10. だが神様は、わしの身に起こった一部始終をご存じだ。 調べてもらえばわかる。 神様は、わしが完全に潔白であると認めるはずだ。 そうだ、純金のように混じり気がないとな。

11.  わしは神様の道から離れず、神様にくっついてきた。 一歩だって脇道にそれたことはない。 

12. 神様の命令は三度の食事以上の楽しみだった。 

13. とはいえ、神様のおこころが変わるはずはない。 神様の決めたことは、だれにもくつがえせない。 神様は、望みどおりのことを意のままに行なうからだ。 

14. わしのことも、決めたとおり全部なさるだろう。 これからも、もっと多くの災いが降りかかるはずだ。

15.  だから、わしはこわくてたまらない。 先のことを思うと、震えが止まらない。 

16-17. すっかり弱気になってしまった。 全能の神様は、一面の闇でわしを脅かす。 右を見ても左を見ても、一寸先もわからない闇だ。

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