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ヨブ記 22:2-18 リビングバイブル (JLB)

2.  「人は少しでも神様の役に立つだろうか。 最高の知恵者でさえ、自分の役に立つだけだ。 

3. あんたが正しいからといって、全能者は喜ぶだろうか。 あんたが完全だからといって、神様の得になるだろうか。 

4. 罰を受けているのは、あんたが正しいからだろうか。 

5. とんでもない。 悪いからこそ、罰せられるのだ。 あんたの罪は底なしの沼だ!

6.  あんたは、着ている物をぜんぶ質草に取らなければ、困っている友人に金を貸さなかったのだろう。 そうだとも、彼らの骨までしゃぶったに違いない。 

7. のどが渇いている者に水を飲ませず、飢えている者にパンを与えなかったに違いない。 

8. ところが、権力者には欲しい物は何でもくれてやり、金持ちには好きな所に住まわせた。 

9. 気の毒な未亡人を手ぶらで追い返し、みなしごの腕をへし折った。 

10-11. だから今、突然の恐れに取りつかれ、暗やみと戦慄の波にのまれるのだ。

12.  神様は、天や星より高い所にいる偉大なお方だ。 

13. ところが、あんたは言う。 『だから神様は、わしのしていることが見えないのだ。 暗やみごしに、正しいさばきなんかできやしない。 

14. 黒雲に取り巻かれて、神様には何も見えやしないんだ。 神様は、はるかかなたの空の上を、のんびり散歩しているだけさ。』

15-16. 昔ながらの罪の道を歩いている者は若死にし、その人生の土台は押し流されることが、わからないのか。 

17. そんな連中は神様に言った。 『神様、じゃまだからどいてくれ! あんたがいたって、何の役にも立ちゃしない。』 

18. わしだったら、口が裂けてもこんなことは言わない。 彼らは、神様が良い物をいっぱい下さったことを忘れている。 

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