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ヨナ書 4:7-11 リビングバイブル (JLB)

7.  ところが、神様は一匹の虫をも用意しておられました。 翌朝、その虫が茎を食いちぎると、草は見る間に枯れてしまったのです。

8.  太陽がのぼって暑くなると、神様は焼けつくような東風を吹きつけさせました。 太陽が頭にじりじり照りつけます。 ヨナはすっかりまいってしまい、死にたいと思いました。 「こんな思いをするくらいなら、死んだほうがましだ。」 とうとう、彼は叫んだのです。

9.  神様はヨナにお語りになりました。 「この草が枯れたことを怒るのは、正しいことだろうか。」「もちろんです。 死ぬほど怒って当然です。」

10.  「おまえは、苦労してつくったのでもない日陰がなくなっただけで、そんなにも嘆いている。 あんな草はもともと、はかない命しかないものだ。 

11. だったら、わたしが、このニネベのように大きな町を惜しむ気持ちが、どうしてわからないのか。 そこには、事の善悪をわきまえない十二万もの人々と、たくさんの家畜がいるのだ。」

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