旧約聖書

新約聖書

ヨシュア記 17:1-13 リビングバイブル (JLB)

1.  ヨセフの長男マナセの半部族の相続地マナセの長男で、ギルアデの父マキルの氏族は、〔ヨルダン川東岸の〕ギルアデとバシャンの地を、すでに与えられていました。 彼らが勇敢な戦士だったからです。 

2. それで、ヨルダン川の西側の地は、アビエゼル、ヘレク、アスリエル、シェケム、シェミダ、ヘフェルの各氏族に割り当てられることになりました。

3.  ところが、ギルアデの孫、マキルの曾孫、マナセの玄孫にあたる、ヘフェルの息子ツェロフハデには、息子がいなかったのです。 その代わり、マフラ、ノア、ホグラ、ミルカ、ティルツァという五人の娘がいました。 

4. 娘たちは、祭司エルアザル、ヨシュア、およびイスラエルの指導者たちの前に進み出て、次のように申し立てました。「神様がモーセ様におっしゃったことによれば、私どももこの部族の男の方々と同様、土地を相続できると存じますが。」

5-6. その結果、神様がモーセによって与えた命令どおり、五人の娘は、五人の大伯父と並んで相続地を受けました。 結局マナセの相続地の全体は、ヨルダン川の東岸のギルアデとバシャンのほかに、十の地区となりました。

7.  マナセ部族の北の境界線は、アシェルの境界から南下して、シェケム東方のミクメタテに達します。 この境界線は、さらに南進し、ミクメタテからエン・タプアハに至るのです。 

8. タプアハの地はマナセのものでしたが、境界線上のタプアハの町はエフライム部族に属していました。 

9. 境界線は、そこからカナ川の北岸に沿って下り、地中海に達しました。 川の南にある町々は、マナセの領地にありながら、エフライム部族のものでした。 

10. 川の南側、西は地中海に至るまでの地域は、エフライム部族に割り当てられました。 川の北側の、地中海の東岸地域は、マナセ領となりました。 マナセは、北はアシェルの領地と、東はイッサカルの領地とそれぞれ境を接しました。

11.  マナセの半部族にはまた、イッサカルとアシェルの領地内の次の町も与えられました。 ベテ・シェアン、イブレアム、ドル、エン・ドル、タナク、メギドとその周辺の村々です。 

12. しかし、マナセの子孫はこれらの町の住民を一掃できなかったので、カナン人が残っていました。 

13. ところが、やがてイスラエル人は勢力を増し、カナン人を奴隷として酷使するようになったのです。

完全な章を読みます ヨシュア記 17