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ヨシュア記 14:1-2-10 リビングバイブル (JLB)

1-2. 占領したカナンの地は、イスラエルの残りの九部族と半部族とに割り当てられました。 どの地域をどの部族に割り当てるかを決めるのに、神様の前でさいころが投げられました。 そうするように、神様が指示なさったからです。 祭司エルアザルとヨシュア、それに各部族の部族長が立ち会いました。

3-4. 他の二部族と半部族とには、モーセがヨルダン川の東側の土地をすでに割り当ててありました。 ヨセフ部族は、マナセとエフライムの二部族に分かれていました。 レビ部族には、居住地となる町々と家畜のための放牧地を除いては、土地の割り当ては全くありませんでした。 

5. こうして、神様がモーセに指示したとおり、土地の分配は厳正に行なわれたのです。

6.  カレブに与えられた地ユダ部族から、カレブに率いられた一団が、ギルガルにいるヨシュアのもとへ来ました。 カレブはヨシュアの前で尋ねました。「昔、カデシュ・バルネアで、わしら二人のことで、神様がモーセに仰せられたことを、よもやお忘れではありますまいな。 

7. 当時、わしは四十歳じゃった。 モーセはカナンの地を偵察させるため、わしらをカデシュ・バルネアからスパイとして送り出した。 わしは、実状をありのままに報告したが、 

8. いっしょに行った仲間はそうではなかった。 皆を震え上がらせるようなことを言うて、約束の地に踏み入る勇気をくじいてしもうた。 だがわしは、ずっと神様に従い続けてまいりましたぞ。 

9. モーセはわしに、『おまえが足を踏み入れたカナンの地区は、永久に、子々孫々おまえのものとなる』と約束してくれましたのじゃ。

10.  ご覧のとおり、あれから今まで、荒野をさまようた四十五年間も、神様はわしを生かしておいてくださり、もう八十五歳となりました。

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