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ヨシュア記 10:11-20 リビングバイブル (JLB)

11. 敵がベテ・ホロンの丘を下って敗走する時、神様はアゼカへ至る道に大粒の雹を降らし続け、滅ぼしてしまいました。 事実、イスラエル軍が剣で殺した者よりも、雹に打たれて死んだ者のほうが多かったのです。

12.  イスラエル軍が敵を追いつめ、さんざん悩ましていた時のことです。 ヨシュアは大声で祈りました。 「太陽よ、ギブオンの上にとどまれ。 月よ、アヤロンの谷から動くな。」

13.  すると、太陽も月も、イスラエル軍が敵を全滅させるまで、じっとしていたではありませんか。 この出来事は『ヤシャルの書』にくわしく記されています。 太陽は、二十四時間ほど、天にとどまっていました。 

14. こんなことは、あとにも先にもありません。 この日、神様は一人の人の祈りを聞き入れ、太陽と月の動きをとどめてくださったのです。 結局、神様がイスラエルのために戦ってくださったというわけです。 

15. そののち、ヨシュアとイスラエル軍は、ギルガルの陣営に引き揚げました。

16.  例の五人の王は戦いの最中に逃げ出し、マケダのほら穴に身を潜めていました。 

17. その王たちが見つかったという知らせを受けたヨシュアは、 

18. ほら穴の入口を大きな石でふさぎ、番兵を立てて、中を見張るよう命じました。

19.  次に、その番兵を除く全軍に命じました。 「敵をどんどん追いつめ、しんがりから切って捨てよ。 みすみす生かして帰らせてはならん。 神様は敵を全滅させるために、力を貸してくださるからだ。」

20.  ヨシュアとイスラエル軍は、追撃の手を少しもゆるめず、五人の王の連合軍を皆殺しにしました。 ただ、ほんの一にぎりが生き残って、命からがら自分たちの町へ逃げ込んだということです。 

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