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ミカ書 1:4-13 リビングバイブル (JLB)

4. 山々は、火に投げ込まれた蝋のように神様の足の下で溶け、水のように丘の上から谷へ流れ込む。

5. どうして、こんなことが起こるのか。 積もり積もったイスラエルとユダの罪のせいだ。 どんな罪か。 それぞれの首都サマリヤとエルサレムを中心に行なわれている、偶像崇拝と虐待だ。

6.  だから、サマリヤの町は完全に破壊され、瓦礫の山となる。 だだっ広い原野となり、その通りも畑にされ、ぶどうを植えるために掘り返される。 神様はイスラエルの城壁と要塞をこわし、土台をあばき、その石を谷底へ投げ捨てる。 

7. 刻んだ像は一つ残らず粉々に砕かれ、献金で建てたきらびやかな偶像の神殿は、跡形もなく焼き払われる。

8. わたしは、山犬の遠ぼえのように、声をあげて嘆こう。 まるで、夜、泣きながら砂漠を横切るだちょうのように。 悲痛と屈辱をかみしめながら、はだしで、しかも裸で歩こう。 

9. わたしの国民の傷が、とても治せないほど深いからだ。 神様はエルサレムを罰しようと、すでにその門に立っておられる。 

10. ガテの町はのろわれよ。 嘆き悲しむな。 ベテ・レアフラでは、恥ずかしさのあまりちりの中をころげ回れ。 

11. シャフィルの人は身ぐるみはがれて裸にされたまま、奴隷として引かれて行く。 ツァアナンの人は、町の外に一歩も出ようとしない。 ベテ・エツェルは、町の土台ごと一掃される。 

12. マロテの人は、これから幸せになると思っている。 だが、待ちかまえているのは苦痛だけだ。 神様が今にも、エルサレムを打とうとしておられるからだ。

13. さあ、急げ! ラキシュの人よ。 いちばん速い戦車で逃げよ。 イスラエルのまねをして、ユダの国中を偶像崇拝の悪事に引きずり込んだのは、おまえたちなのだから。

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