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ハガイ書 1:1-12 リビングバイブル (JLB)

1. これは、ダリヨス一世の治世の第二年の八月下旬に、預言者ハガイに示された、神様からのお告げです。 ハガイはそれを、シェアルティエルの子でユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子の大祭司ヨシュアとに伝えました。 この二人へのお告げだったからです。

2. 「なぜ、今は神殿を再建する時期ではないと、だれもが言うのか」と、神様はお尋ねになります。

3-4. 神様のお答えはこうです。 「神殿が荒れ果てたままなのに、おまえたちだけが、ぜいたくな家に住むべき時だろうか。 

5. その結果はどうか。 

6. いくら種をまいても、ほんのわずかしか収穫がない。 飲み食いにも事欠き、寒さを防ぐ衣服もない有様ではないか。 収入は、まるで底のぬけたポケットに入れるように、すぐなくなってしまう。」

7. 天の軍勢の主はこうお語りになります。 「自分たちがどんなことをしてきたか、また、その結果どうなったかをよく考えよ。 

8. さあ、山に登り、材木を切り出し、神殿を再建せよ。 わたしは喜んで受け入れ、わたしの栄光をそこに現わそう。

9. おまえたちは多くを望んでも、少ししか得られない。 それを家に持ち帰っても、わたしが吹き飛ばす。 結局、なくなってしまうのだ。 なぜか。 神殿が廃墟のままなのに、心にもかけないからだ。 わが家をよくすることばかりに気を配っている。 

10. だから、わたしは雨を降らせず、わずかな収穫しか与えない。 

11. 平地にも高地にも、ひどい日照りをもたらす。 麦も、ぶどうも、オリーブも、他の穀物も、みな干からび、人も家畜も飢えに苦しむ。 いくら仕事に精を出しても、すべては水の泡だ。」

12. すると、シェアルティエルの子でユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子の大祭司ヨシュアと、この地に残ったわずかな国民は、神様がハガイに示したお告げに従いました。 真剣に、神様を礼拝するようになったのです。

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