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ネヘミヤ記 13:11-29 リビングバイブル (JLB)

11. そこですぐ、指導者たちとじかに会い、「どうして、神殿をそんなにないがしろにするんだ」と談判しました。 とにかく、レビ人をみな呼び戻し、本来の職務につかせたのです。

12. 再び、ユダの人々はみな、穀物やぶどう酒やオリーブ油の十分の一のささげ物を、神殿の宝物倉に持って来るようになりました。

13.  私は、祭司シェレムヤ、学者ツァドク、レビ人ペダヤに倉庫の管理を任せ、マタヌヤの孫でザクルの息子ハナンを、補佐役にしました。 みな評判のよい人々です。 彼らの仕事は、仲間のレビ人に適正な配給をすることでした。

14.  神様、この私の忠実な行ないを心にお留めください。 神殿のためにしたすべてのことを、お忘れにならないでください。

15.  ある日、私は畑で、安息日だというのに、ぶどうを絞ったり、麦束を運んだりしている者や、ぶどう酒、ぶどう、いちじく、そのほかの産物をろばに積んで、エルサレムに運び込もうとしている者たちを見つけました。 そこで、公衆の面前でしかりつけたのです。 

16. このほか、ツロから来た商人も、魚などの商品を持って来て、安息日にエルサレムで売っていました。

17.  そこで、ユダの指導者たちに尋ねました。 「よくも、安息日を汚してくれましたな。 

18. 元はと言えば、ご先祖がこんなことをしたから、私たちは都ともども、災難をこうむったんじゃありませんか。 こんなことを続けていたら、もっと大きな御怒りを招くことになりますぞ。」

19.  それ以来、私は金曜日の日没に都の門を閉め、安息日が終わるまで開かないようにと命じました。 そして、従者に門を監視させ、安息日に商品が持ち込まれないようにしたのです。 

20. 商人や業者が、エルサレムの外にテントを張ったことも一、二回ありましたが、 

21. 私はしかりつけました。 「いったい、どういうつもりなんだ。 城壁の回りでうろうろするな。 二度とこんなまねをしたら、即刻逮捕だぞ。」 それ以後、安息日には姿を見せなくなりました。

22.  それから、レビ人に命じて、身をきよめさせ、安息日をきよく保つために門を守らせました。 神様、このような、あなた様をお喜ばせする行ないを心にお留めください。 大いなる愛で、私を包んでください。

23.  このころ、ユダヤ人のなかには、アシュドデ人やアモン人やモアブ人の女と結婚している者があり、 

24. ユダヤのことばがちんぷんかんぷんという子供も大ぜいいることに、気づきました。 

25. そこで、その親たちを非難してのろい、数人をなぐり倒し、毛を引き抜いてやりました。 こうして、子供を外国人とは絶対に結婚させないと、神様に誓わせたのです。

26.  「そもそも、ソロモン王はこの問題でつまずいたのではないか。 彼の右に出るような王はいなかった。 神様からも愛され、イスラエルの王として立てられた彼が、外国の女にそそのかされ、偶像礼拝に陥ったではないか。 

27. おまえたちのしたことは、それほど罪深いことなのだ。 見過ごしになどできるものか。」

28.  また、大祭司エルヤシブを父にもつエホヤダの息子の一人が、ホロン人サヌバラテの娘を嫁にしている事実が浮かび上がり、彼を神殿から追放しました。 

29. 神様、どうかこの者らを忘れないでください。祭司職を汚し、祭司やレビ人の契約と誓約を破ったからです。 

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