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ゼカリヤ書 1:2-11 リビングバイブル (JLB)

2. 天の軍勢の主であるわたしは、おまえたちの先祖に激しい怒りを燃やした。 

3. だが、おまえたちがわたしのもとに帰るなら、わたしもおまえたちのもとに帰り、恵みを与えよう。 

4. 先祖たちのようであってはならない。 先の預言者たちは、先祖伝来の悪の道から離れるように訴え続けてきたが、むだ骨に終わった。「さあ、わたしのもとに帰れ」と語ったのに、いっこうに聞こうとせず、馬耳東風だった。

5-6. 先祖も預言者も、とうの昔に死んでしまった。 だが、彼らが身をもってあかしした、「神のことばは永遠に保つ」という真理を忘れるな。 神のことばは彼らに迫り、彼らを罰した。 それで、ようやく悔い改めた。その時、彼らは言った。 「当然の報いを受けたのです。 神様は警告どおりのことをなさいました。」

7. それから三か月後の二月に、神様から別のお告げが、夜の幻のうちにゼカリヤに示されました。 

8. 私は、川岸のミルトスの木の間に、一人の人が赤い馬にまたがっているのを見ました。 そのうしろに、赤、栗毛、白い馬が続き、それぞれ人が乗っています。

9. 一人の御使いがそばに立っていたので、「この馬は何ですか」と尋ねました。「話してあげよう」と彼は返事をしました。

10. そして、赤い馬に乗っていた人が答えました。 その人は、実は神様の御使いだったのです。 「神様が地上を巡回させておられるのだ。」

11. ほかの乗り手が、その神様の御使いに報告しました。 「世界中を巡回したところ、どこもかしこも、繁栄と平和を楽しんでいます。」

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