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サムエル記下 14:26-33 リビングバイブル (JLB)

26. 彼は年に一回、髪を刈りました。 髪の重さが一キロ半以上にもなり、そのままでは、歩くのさえ難しくなるからでした。 

27. 彼は息子三人と娘一人の子持ちで、娘の名はタマルといい、たいへんな美少女でした。

28.  アブシャロムは、二年間エルサレムにいながら、王には一度も会えませんでした。 

29. そこで、ヨアブに仲立ちを頼もうとしましたが、ヨアブは来ようとしません。 二度も呼びにやりましたが、それでも来ません。

30.  しびれをきらしたアブシャロムは、家来に「私の畑と隣り合わせのヨアブの畑へ行き、大麦に火をつけろ」と命じました。 彼らはそのとおりにしました。

31.  驚いたのはヨアブです。 飛んで来て、「なぜ、お宅の家来どもは、うちの畑を焼いたりするのです」と抗議しました。

32.  「実は頼みたいことがあるのだ。 父上に尋ねてくれないか。会う気がないなら、どうして、私をゲシュルから呼び戻したのか、とな。 こんなことなら、あそこにいたほうがましだった。 とにかく、父上にお会いしたい。 その上で、もし父上から殺人罪に問われるなら、死刑にでも甘んじる覚悟はできている。」

33.  ヨアブは、アブシャロムのことばを王に伝えました。 そのかいあって、ついに王も、アブシャロムを呼び寄せたのです。 アブシャロムは王の前に出ると、ひれ伏しました。 その彼に、ダビデは口づけしました。

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