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サムエル記下 12:1-2-7 リビングバイブル (JLB)

1-2. 神様は預言者ナタンを遣わし、ダビデにこんな話を聞かせました。「ある町に二人の人がおりました。 一人は大金持ちで、たくさん羊や山羊を持っていました。 

3. もう一人はとても貧乏で、財産といえば、苦労してやっと手に入れた、雌の子羊一頭だけでした。 その子羊を、子供たちも大そうかわいがり、食事の時など、彼は自分の皿やコップにまで口をつけさせるほどでした。 まるで実の娘みたいに、しっかり腕に抱いて寝るのでした。 

4. そんなある日、金持ちのほうに客が一人ありました。 ところが、客をもてなすのに、自分の群れの子羊を使うのは惜しいとばかり、貧しい男の雌の子羊を取り上げ、それを焼いてふるまったのです。」

5.  ここまで聞くと、ダビデはかんかんに腹を立てました。 「生ける神様に誓うぞ。 そんなことをする奴は死刑だ! 

6. 償いもさせろ。 貧しい男に子羊四頭を返すのだ。 なにしろ、盗んだだけでなく、そいつには、まるであわれみの心というものがないんだからな。」

7.  すると、ナタンはダビデに言いました。 「陛下です。 陛下こそ、その大金持ちなのです! イスラエルの神様は、こう仰せられます。 『わたしはおまえをイスラエルの王とし、サウルの迫害から救い出してやった。 

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