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サムエル記上 26:1-8 リビングバイブル (JLB)

1.  ところで、ジフの人々はギブアにいるサウル王に、ダビデが荒野に舞い戻り、ハキラの丘に隠れていると知らせました。 

2. 王は三千の精兵を率いて、ダビデ討伐に出かけました。 

3-4. そして、ダビデが潜んでいる荒野のはずれにある道のかたわらに陣を張ったのです。サウル到来を知ったダビデは、スパイを送って、王の動静を探らせました。

5-7. ある夜、ダビデは王の陣営にもぐり込み、様子を見て回りました。 サウル王とアブネル将軍は、ぐっすり眠りこけている兵士たちに囲まれて寝入っていました。ダビデは、ヘテ人アヒメレクと、ツェルヤの息子で、ヨアブとは兄弟のアビシャイとに、「だれか私といっしょに行くのを志願せんか」と尋ねました。アビシャイが、「お供いたします」と進み出ました。 そこでダビデとアビシャイは、サウル王の陣営に行き、眠っている王を見つけました。 枕もとには槍が突き刺してあります。

8.  アビシャイはダビデの耳もとでささやきました。 「きょうこそ、神様はまちがいなく、敵を討ち取らせてくださいます。 どうか、あの槍で王を刺し殺させてください。 ひと突きでしとめてご覧にいれます。」

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