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サムエル記上 22:11-12-18 リビングバイブル (JLB)

11-12. 王は、直ちに、アヒメレクとその全家族、それにノブにいる祭司全員を呼び寄せました。 一同がそろうと、激しい口調でアヒメレクを責めました。 「よく聞け、アヒトブの息子めっ!」「何でございましょう。」 アヒメレクはびくびくしながら答えました。

13.  「おまえはダビデとぐるになって、このわしに盾つく気か。 どうして、ダビデにパンと剣を与えたり、神様におうかがいを立ててやったりしたんだ。 あいつをたきつけて謀反を起こさせ、わしを攻めさせるつもりだったんだな。」

14.  「とんでもございません。 陛下のご家来方の中でも、婿殿のダビデ様ほど忠義なお方は、ほかにございますまい。 ダビデ様は陛下の護衛隊長であり、王室で最も尊敬を集めているお方ではございませんか。 

15. 私があの方のために神様におうかがいを立てましたのも、今に始まったことではございません。 このことで私や一族の者が責めを受けますのは、合点がまいりません。 陛下に対する陰謀などとは、全く寝耳に水でございます。」

16.  「アヒメレクめ、一族もろとも命はないものと思え!」 

17. そう言うと、王は護衛兵に命じました。 「祭司どもをたたっ切れ! こいつらはダビデと共謀したのだ。 ダビデがわしのもとから逃げ出したのを知りながら、知らせて来ようともしなかったやつらだ。」しかし護衛兵は、祭司を手にかけるのがこわくて、命令を聞きません。

18.  それで王はドエグに、「おまえがやれ」と命じました。ドエグは彼らに飛びかかり、全部で八十五人の祭司を血祭りにあげました。 みな祭司の服を着たままでした。 

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