少年が行ってしまうと、ダビデは隠れていた野原の南端から姿を現わしました。 あまりのことに、二人は手を取り合って悲しむばかりです。 涙が二人の頬をぬらしました。 ダビデは、涙もかれ果てるまで、大声で泣き続けます。