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サムエル記上 20:27-33 リビングバイブル (JLB)

27. しかし、翌日もダビデの席はあいていました。 そこで、ヨナタンに尋ねました。 「なぜダビデは、きのうもきょうも、会食に来ないのだ。」

28-29. 「家族に祝い事があるからベツレヘムに行かせてほしい、と願い出たんです。 兄弟からも、ぜひにという要請がありまして、私が許可して行かせました。」

30.  王は怒りで真っ赤になり、わめき散らしました。 「この罰あたりめっ! どこの馬の骨かもわからんやつの息子に、王座をくれてやるつもりか。 自分ばかりか母親の顔にまで泥を塗りおって! このわしをごまかせるとでも思っているのか。 

31. あいつが生きている限り、おまえは王になれんのだぞ。 さあ、あれを連れ戻して来い。 ぶっ殺してやる!」

32.  ヨナタンも負けてはいません。 「ダビデが何をしたというんです。 どうして、殺さなければならないんですか。」

33.  するとサウルは、ヨナタンめがけて槍を投げつけ、殺そうとしました。 これでついにヨナタンも、父がほんとうにダビデを殺そうとしていることを悟ったのです。 

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