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サムエル記上 2:8-16 リビングバイブル (JLB)

8.  貧しい者をちりの中から、そうです、灰の山から引き上げ、まるで王族のように取り扱い、栄光の座につかせてくださいます。この世はすべて神様のものなのですから。この世界を秩序立てたのは神様です。

9.  神様は信仰者を守ってくださいます。しかし、悪者は暗やみに葬り去られます。だれも自力でははい上がれません。

10.  神様に手向かう者は打ちのめされます。天からその人めがけて雷鳴がとどろくのです。神様は地上をくまなくさばき、ご自分が特別に選んだ王にずば抜けた力を授け、油注がれた者にすばらしい栄誉をお与えになるのです。」

11.  エルカナとハンナは、サムエルを残してラマへ帰りました。 幼いサムエルは神様に仕える者となり、祭司エリを助けました。

12.  ところで、エリの息子たちは、神様をないがしろにする、ならず者でした。 

13-14. いけにえをささげている人を見ると、必ず召使を一人やるのです。 そして、いけにえの動物の肉が煮えていると、その召使が三つ又の肉刺しを大なべの中に突き刺し、この分はみなエリの息子のものだと宣告したのです。 彼らは、いけにえをささげて神様を礼拝する、シロ詣でのイスラエル人相手に、だれかれの区別なく、こんな態度をとっていました。 

15. 時には、祭壇で脂肪を焼く儀式が行なわれないうちから、例の召使をやって、生の肉をよこせと言うことがありました。 焼き肉にして食べるためです。

16.  いけにえをささげている人が、「いくらでもお取りになってけっこうです。 しかし、まず〔おきてどおり〕脂肪をすっかり焼いてしまわなければなりません」と答えると、使いの者はこう言い返すのでした。「いや、たった今ほしいんだ。 つべこべ言うなら、腕ずくでももらうぞ。」

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