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サムエル記上 19:16-24 リビングバイブル (JLB)

16. しかし、運び出そうとした時、偶像であることがばれてしまいました。

17.  サウルはミカルに質しました。 「なぜ、わしをだまして、やつを逃がしたのか。」「しようがありませんわ。 こうしなければ殺すと、あの人に脅されたんですもの。」

18.  ダビデはラマまで逃げのび、サムエルに会って、サウル王の仕打ちを洗いざらい訴えました。 サムエルはダビデを連れてナヨテに行き、そこでいっしょに住むことにしました。 

19. ところが、ダビデがラマのナヨテにいるという報告を受けると、 

20. 王はダビデを捕らえようと、さっそく兵を差し向けました。 しかし、一行がナヨテに来て、預言をしていたサムエルはじめ預言者の一団を見た時、なんと神の御霊が彼らにも下り、預言を始めたのです。 

21. この知らせに、王はほかの兵を遣わしましたが、その一行もまた、預言に加わったのです。 同じことが三度も起こりました。 

22. こうなったらと、今度は王自身がラマへ出向き、セクにある大きな井戸まで来ました。王は、「サムエルとダビデはどこだ」と尋ねました。尋ねられた人は、「ナヨテにいらっしゃるそうですよ」と答えました。 

23. ところが、ナヨテへ向かう途中のこと、神の御霊が下り、王も預言を始めたではありませんか。 

24. 王は着物を脱ぎ、一昼夜、裸のまま地面に横たわり、サムエルの預言者たちとともに預言していました。 家来たちは、ただもう目をみはるばかりでした。思わず、「サウル王も預言者の一人なのか」と口走る者もいました。

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