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サムエル記上 18:18-28 リビングバイブル (JLB)

18.  ダビデは答えました。 「私のような者が王家の婿になるなど、とんでもございません。 父の家系は取るに足りません。」

19.  ところが、いよいよ結婚という段になると、王は娘メラブをメホラ人のアデリエルと結婚させてしまいました。 

20. そうこうするうち、別の娘ミカルが、ダビデを恋するようになったのです。 それを知って喜んだのは王でした。

21.  「しめしめ。 あいつをペリシテ人の手で殺す機会が、また巡って来たわい」とほくそ笑みました。 さっそくダビデを呼びつけると、「今度こそ婿になってくれ。 末の娘をやろう」と言いました。

22.  一方サウル王は、ダビデにこう勧めるよう、家来たちにひそかに命じました。 「陛下はあなたを大そうお気に入りですよ。 わしらもみな、あなたを慕っております。 お申し出を受けて、婿になられたらいいじゃありませんか。」

23.  ダビデは答えました。 「私のように名もない家の貧しい者は、逆立ちしたって、王女様を妻に迎えられるほどの仕度金は用意できませんよ。」

24.  家来たちがこのことを報告すると、 

25. 王は答えました。 「ダビデに伝えてくれ。 わしが望んでおる仕度金は、ペリシテ人を百人殺して来ることだ。 敵に復讐してくれることこそ、わしの望みだ、とな。」 しかし、王の本心は、ペリシテ人との戦いでダビデが戦死するのを期待していたのです。

26.  ダビデはこの申し出に喜びました。 そこで、期限がくる前に、

27. 部下を率いて出陣し、ペリシテ人二百人を殺して、その包皮を王に差し出したのです。 これでは、ミカルを与えないわけにはいきません。

28.  王は、神様がダビデとともにおられること、また、ダビデがどれほど民衆の信望を集めているかを、いやと言うほど思い知らされ、

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