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サムエル記上 17:47-58 リビングバイブル (JLB)

47. そしてイスラエルは、神様が武器に頼らずにご計画を実現なさるってことを学ぶんだ。 つまり、神様の事業は人間の手だてとは無関係だってことをな。 神様はおまえたちを、われわれの手に渡してくださったのだ。」

48-49. 近づいて来るゴリヤテめがけて、ダビデは駆け寄りました。 そして、袋から石を一つ取り出すと、石投げでそれを放ちました。 石は、ゴリヤテの額にみごと命中! がっちり額にくい込み、巨体は揺らいで、どさりと倒れました。 

50-51. ダビデは石投げと石一つで、このペリシテ人の大男をしとめたのです。 剣を持っていなかったダビデは、走り寄ってゴリヤテの剣を抜き放ち、それでとどめを刺して、首をはねました。 さあ、たいへんです。 自分たちのヒーローがやられてしまったのです。 ペリシテ人はしっぽを巻いて逃げ出しました。

52.  イスラエル軍は、どっと勝ちどきをあげると、あとを追いかけ、ガテとエクロンの門まで追跡しました。 シャアライムへ至る道のここかしこに、ペリシテ人の死者や負傷者があふれました。 

53. イスラエル軍は引き返して、もぬけの殻のペリシテ人の陣営を略奪して回りました。

54.  ダビデはゴリヤテの首を持ってエルサレムへ行き、ゴリヤテが着けていた武具を自分のテントに保管しました。

55.  サウル王は、ダビデがゴリヤテと戦うために出て行くのを見た時、司令官のアブネルに耳打ちしました。 「アブネル。 あの若者は、どんな家系の出かね。」「それが陛下、全くわからないんでございます。」

56.  「そうか、では、さっそく調べてくれ。」

57.  ダビデがゴリヤテを倒して来ると、アブネルはペリシテ人の首をかかえたままのダビデを、王の前へ連れて来ました。

58.  「あっぱれ、あっぱれ。 ところで、おまえの父親はどういう者かね。」 王は尋ねました。「父はエッサイと申して、ベツレヘムに住んでおります。」

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