旧約聖書

新約聖書

サムエル記上 14:1-8 リビングバイブル (JLB)

1.  一日かそこら過ぎたころでしょうか、王子ヨナタンは側近の若者に言いました。 「さあ、ついて来い。 谷を渡って、ペリシテ人の駐屯地に乗り込もうじゃないか。」 このことは、父サウルには内緒でした。

2.  サウルと六百の兵は、ギブア郊外の、ミグロンのざくろの木付近に陣を敷いていました。 

3. その中には、祭司アヒヤもいました。アヒヤはイ・カボデの兄弟アヒトブの息子で、アヒトブは、シロで神様の祭司を務めたエリの息子ピネハスの孫にあたります。ヨナタンが出かけたことは、だれひとり知りませんでした。 

4. ペリシテ人の陣地へ行くには、二つの切り立った岩の間の、狭い道を通らなければなりませんでした。 二つの岩は、ボツェツとセネと名づけられていました。 

5. 北側の岩はミクマスに面し、南側の岩はゲバに面していました。

6.  ヨナタンは従者に言いました。 「さあ、あの神様を知らない連中を攻めよう。 神様が奇蹟を行なってくださるに違いない。 神様を知らない軍隊の力など、どれほど大きかろうと、神様には物の数じゃない。」

7.  「そうですとも。 おこころのままにお進みください。 お供させていただきます。」

8.  「そうか。 じゃあ、こうしよう。 

完全な章を読みます サムエル記上 14