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エレミヤ書 7:11-20 リビングバイブル (JLB)

11. わたしの宮は強盗の巣か? ありとあらゆる悪がはびこって、目もあてられない。

12. わたしが初め、わたしの名にふさわしい町としたシロへ行き、そこで、イスラエル人の悪のために、わたしがどんなことをしたかをよく見て来い。 

13-14. おまえたちの行なったもろもろの悪事のために、ここでも同じことをする。 わたしは何度も語りかけ、しきりに呼び続けたのに、おまえたちは聞こうともせず、答えようともしなかった。だから、シロでしたように、この神殿をこわす。 おまえたちの心の拠り所である、わたしの名で呼ばれるこの神殿、おまえたちと先祖に与えたこの場所をだ。 

15. しかもおまえたちを、おまえたちの兄弟エフライム人(北のイスラエル王国)のように、捕虜として外国に追い払う。

16. エレミヤよ、二度とこの国民のために祈ってはならない。 彼らのために泣くことも、彼らを助けるようにと、わたしに祈ったり、哀願したりすることもならない。 わたしは耳をふさぐからだ。 

17. 彼らがユダの町々、エルサレムの通りで何をしているか、知らないとでも言うのか。 

18. わたしがこんなに腹を立てるのも、もっともなことではないか。 子供はたきぎを集め、父親は火をたき、女は粉をこね、愛の女神「天の女王」をはじめ、偶像の神々に供えるパン菓子を作っている。 

19. 彼らが傷つけている相手は、はたしてこのわたしだろうか。 実際には自分を傷つけ、自分の恥をさらしているだけではないか。 

20. だから、神様である主はこう宣言なさいます。 わたしは激しい怒りを、この所に注ぐ。 人も家畜も木も穀物も、どんなことをしても消えない、わたしの怒りの火によって焼き尽くされる。

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