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エレミヤ書 3:2-13 リビングバイブル (JLB)

2. ほかの神々を拝むという姦淫の罪で汚れていない所は、国中どこにもない。 おまえたちは売春婦のように道ばたに座り込み、相手が来るのを待っている。 砂漠のベドウィン人のように、たった一人で座っている。 おまえたちは、赦しがたい淫行の罪で地を汚してしまった。 

3. 今は春の雨も降らなくなった。 それというのも、おまえたちが恥知らずの売春婦だからだ。 

4-5. それでもなお、おまえたちは臆面もなく言う。 「神様。 あなたは、これまでずっと私の夫でした。 だから、こんな小さなことでお怒りになるはずはありません。 私の罪など、きれいさっぱり忘れてくださるはずです。」 こう言って、相も変わらず、ありとあらゆる悪事を積み重ねている。

6. ヨシヤ王の時代に、私に次のような神様のお告げがありました。おまえは、イスラエルのしていることを見たか。 ほかの男に体を許すみだらな妻のように、イスラエルはすべての丘の、すべての木の下で、ほかの神々を拝んできた。 

7. いつかはわたしのもとへ帰り、わたしのものになってくれると思っていたのに、とうとう帰って来なかった。 しかも、不真実な妹のユダも、イスラエルがのべつ神に逆らっているのを見た。 

8. ユダのほうは、わたしが背信のイスラエルを離縁したのを見ていながら、少しも気にかけなかった。 それどころか、自分でもわたしを置き去りにして、淫行に身を委ねてしまった。彼女もまた、ほかの神々を拝んだのだ。 

9. しかも、彼女にとって、木や石で作った偶像を拝むことは、三度の食事をとるように簡単なことだった。 そのため、国中がひどく汚れた。 

10. あとになって、この背信の女は、涼しい顔をしてわたしのところへ帰って来た。 彼女の悲しみはただの演技だったのだ。 

11. 事実、背信のイスラエルのほうが裏切り者のユダより、いくらかはましだ。

12. だから、出かけて行って、イスラエルにこう言え。 ああ、罪深いわたしの国民イスラエルよ、もう一度、わたしのもとへ帰って来るがよい。 わたしはあわれみ深い。 いつまでも怒っているわけではない。 

13. ただ、罪を認めよ。 神であるわたしに逆らい、すべての木の下で偶像を拝み、わたしに姦淫の罪を犯したことを認めよ。 わたしに従おうとしなかったことを告白せよ。 

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