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エレミヤ書 22:7-19 リビングバイブル (JLB)

7. おまえを解体する道具を持った破壊班を召集する。 彼らは、木目の美しい杉の木を引き抜き、火に投げ込む。 

8. 多くの国々の民が、この町の廃墟のそばを過ぎ、口々に言う。 「イスラエルの神様はなぜ、このようなことをしたのだろう。 なぜ、こんなに大きな都をつぶしたのだろう。」 

9. この疑問に、次のような答えが返ってくる。「ここの住民が、神様を忘れ、神様との契約を破ったからだ。 彼らは偶像を拝んだのだ。」

10. 死んだ人のために泣いてはならない。 むしろ、連れて行かれた捕虜のために泣け。 彼らは二度と祖国の土を踏めないからだ。 

11. また、父ヨシヤの跡を継いで王位にのぼり、捕虜として連れ去られたエホアハズについては、こう宣告する。 

12. 彼は遠い異国で死に、二度と故国を見ることはできない。

13. エホヤキム王よ。 おまえはひどい目に会う。 強制労働によって宮殿を建てているからだ。 おまえは、賃金を支払わないという不正を宮殿の壁に塗り込み、戸のわくと天井に虐待をはめ込んでいる。

14. そして、こう言っている。 「広々した部屋が幾つもあり、窓のたくさんついた、壮大な宮殿を建てよう。 香りの高い杉材をふんだんに使い、鮮やかな朱に塗り上げよ。」 

15. だが、美しい宮殿ができたからといって、中に住む王の貫祿がつくわけではない。 おまえの父ヨシヤは、なぜ長いあいだ王位についていたのか。 彼が正しく、すべてのことで公平を第一としたからだ。 だからこそ、彼には神の祝福があった。 

16. 彼は、貧しい人や困っている人に正義と援助の手が差し伸べられるように心を配った。 それで、何もかもうまくいったのだ。 このようにしてこそ、人は神のそば近くにいることができる。 

17.  だが、おまえはどうか。 自己中心で、貪欲であり、不誠実この上もない。 罪のない者を虫けらのように殺し、貧しい者を苦しめ、血も涙もない暴君になり下がっている。

18. だから、父ヨシヤの跡を継いだエホヤキム王に、次の刑罰を下す。 彼が死んでも、家族の者はだれも泣かない。 家来は、彼が死んだことなど気にもかけない。 

19. 彼はエルサレムの外に引きずり出され、門の向こうのごみ捨て場に投げ込まれて、死んだろばのように埋められる。 

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