旧約聖書

新約聖書

エレミヤ書 2:28-35 リビングバイブル (JLB)

28. どうして、手作りの神々に願をかけないのか。 危険が近づいたら、彼らに助けてもらえばいい。 ユダの町の数ほども神々をかかえているのだから。 

29. おまえたちはみな反逆者だ。 なぜわたしと言い争うのか。 

30. おまえたちの子らを懲らしめてみたが、むだだった。彼らは、いっこうにわたしに従おうとしない。 おまえたち自身も、ライオンが獲物を殺すように、わたしの預言者たちを殺した。

31. ああ、わたしの国民よ、神のことばに耳を傾けよ。 わたしはイスラエルに、何か不正をしただろうか。 彼らにとって、暗やみにおおわれた地のようであっただろうか。 なのにどうして、わたしの国民は「これでやっと、神様から自由になれた。 神様とは、もう二度とかかわりになりたくない」と言うのか。 

32. どうして、こんなにも簡単に神を捨てることができるのか。 おとめは、自分のたいせつな宝石を忘れはしない。 どんな花嫁も、結婚衣装を隠すようなばかなまねはしない。 ところがどうだ。 わたしの国民は、最も貴重な宝であるわたしを、長いあいだ忘れたままでいる。

33. おまえたちは恋人を手に入れるためには、なんと念入りで巧みな計画を立てることか。 そのやり方は、腕ききの売春婦でさえ、学ぶところが多いというものだ。 

34. 着ている物には、罪のない貧しい人の血がついている。 おまえたちは理由もなしに、ずうずうしくも人殺しをやってのける。 

35. しかも、そのあとは口をぬぐい、「神様を怒らせるようなことなど、一つもしていないさ。 だから、神様が腹を立てるわけがない」ととぼける。 「罪を犯していない」と、あくまでも白を切る以上、わたしはおまえたちをきびしく罰する。

完全な章を読みます エレミヤ書 2