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エレミヤ書 13:6-19 リビングバイブル (JLB)

6. かなりしてから、また命令がありました。 もう一度でかけ、あの帯を取り出せ。 

7. 私はすぐさま出かけ、隠しておいた岩の割れ目から帯を取り出しました。 ところが、かびが生えて、ぼろぼろになり、とても使いものになりません。

8-9. すると、神様がきっぱり言いました。 わたしはこのように、ユダとエルサレムの誇りを腐らせる。 

10. この悪い国民は、わたしのことばを聞こうともせず、悪い願望のままに生活して偶像を拝んでいる。だから、この帯のように全く役に立たなくなる。 

11. 帯を腰に巻きつけるように、わたしはユダとイスラエルをわたしに結びつけた。 彼らはわたしの名の栄光を現わすための、わたしの国民である。 ところが、彼らはわたしから離れて行った。

12. 彼らに告げよ。 おまえたちのつぼには、ぶどう酒がいっぱい詰まっている。 これを聞いて、彼らは答えるだろう。 そんなことぐらい、わかっているさ。 われわれがどんなに富んでいるかを、別に教えてもらう必要はない。 

13. そこで、こう言ってやれ。 おまえたちの性根は腐っている。 わたしは、ダビデの王座につく王、祭司、預言者、それに全国民を途方にくれさせる。 

14. 父と息子をいがみ合わせる。 少しもあわれみをかけず、徹底的に滅ぼす。

15. そんなに思い上がり、強情を張るものではありません。 神様がお語りになったのだから、素直に聞きなさい。 

16. 視界ゼロの暗やみを送り込まれる前に、手遅れにならないうちに、神様に栄光をお返ししなさい。 その時になれば、あなたがたは暗い山につまずき、倒れます。 その時には、光を捜し求めても、あるものは身の毛のよだつ暗やみだけです。 

17. それでもなお、耳をふさぐのですか。 もしそうなら、私は心を痛め、思い上がったあなたがたのために、一人で嘆き悲しみましょう。 神様の国民が奴隷になって連れ去られるのです。とても泣かずにはいられません。

18. 王と王母に、王座から降りて、ちりの中に座れと告げよ。 その頭上に輝く冠は、奪い取られ、ほかの人に与えられるからだ。 

19. エルサレムの南にあるネゲブの町々は、敵襲に備えて門を閉めた。 エルサレムは助けにならないので、自分で自分を守らなければならないのだ。 それに、ユダの全国民は、奴隷として連れ去られる。 

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