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エゼキエル書 34:12-26 リビングバイブル (JLB)

12. 羊飼いのように、わたしの群れを捜し回る。 あの暗雲に包まれた日に散らされて行った所から、わたしの羊を捜し出し、救い出す。 

13. いろいろな国や民族の中に散らされた彼らを、母国イスラエルへ連れ戻し、山や、よく肥えた川のほとりで養う。 

14. そうだ、イスラエルの高原の良い牧場を与えよう。 そこでは安心して身を横たえ、おいしい牧草にたっぷりありつける。 

15-16. わたしが自ら羊飼いとなって、安心して休めるように世話をする。 神様がこうお語りになるのです。 わたしは、道に迷って、いなくなった者たちを捜し出し、無事に家へ連れ帰る。 また、骨折には添え木をあて、傷には包帯を巻き、病気を治す。 だが、権力をふるって肥えた羊飼いは滅ぼす。 罰を下すことによって、彼らを養おう。

17. わたしの群れ、わたしの国民よと、神様はお語りになります。 わたしは子羊と子やぎとを、雄羊と雄やぎとを分ける。

18. ああ、悪い羊飼いども。 牧場の最上の場所を自分のために取っておきながら、残りの場所を踏みにじるとは、もってのほかだ。 自分が澄んだ水をたっぷり飲むと、足でその水を濁らせているが、とんでもないことだ。 

19. わたしの群れに残されたものと言えば、踏みにじられた牧草と、濁った水だけだ。

20. だから、神様はこうお語りになります。 わたしは、この肥えた羊飼いとやせこけた羊との間をさばいて、黒白をはっきりさせる。 

21. この羊飼いどもは、飢えて病気にかかったわたしの羊を圧迫し、突き倒し、むりやり遠くにまで散らしてしまったからだ。 

22. それで、わたしは自分の手でわたしの群れを救い出す。 もう二度と、いじめたり、殺したりはさせない。 わたしには、どれが肥えているか、どれがやせているか、その訳がちゃんとわかっている。 

23. わたしは、国民全体を牧する一人の羊飼いを立てよう。 それはわたしの忠実なしもべ、ダビデだ。 彼は羊飼いとなって、わたしの国民を養う。

24. こうして、わたしが彼らの神となり、わたしのしもべダビデは君主となる。 神であるわたしがこう語ったのだ。 

25. わたしは彼らと平和条約を結び、危険な動物をこの国から追い払う。 それで、国民はどんな荒れ地でも安心してテントを張り、森の中でも安らかに眠ることができる。 

26. わたしの国民と、わたしの丘の回りにある彼らの家々とを祝福しよう。 そこに恵みの雨を降らせよう。 季節ごとに雨をきちんと降らせる。 

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