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エゼキエル書 16:13-30-31 リビングバイブル (JLB)

13. こうして、おまえは金や銀で美しく身を飾り、刺繍した絹やリンネルをまとっていたのだ。 そのうえ最高のごちそうを食べて、いちだんと美しくなった。 まるで女王のように、いや、まさに女王そのものになったのだ。 

14. その美しさは回りの国々の評判になった。 わたしが言うとおり、おまえはわたしの贈り物で美しさを極めていたのだ。

15. ところがおまえは、自分の美しさを鼻にかけ、それさえあれば、わたしなしでもやっていけると考えた。 そして、やって来る男には、だれかれかまわず、売春婦のように身を任せた。 おまえの美しさは、それを求める男のものになり下がった。 

16. わたしが与えた愛らしい物を偶像の宮のために使い、また売春の床を飾るために使ってしまった。 全く信じられない、前代未聞のことだ。 

17. わたしが与えた宝石や金銀の装身具で男の像を作り、それを拝んだ。 それこそ、わたしを裏切る姦淫だ。 

18. また、わたしが与えた刺繍入りの美しい着物は、偶像をおおうために使った。 そればかりか、わたしの油と香とを、それらの偶像を拝むために使った。 

19. 考えてもみろ。 おまえは、わたしが与えた上等の小麦粉や油や蜜までも、偶像にささげたのだ。 

20. そして、わたしのために産んだ息子や娘を、偶像の神々にいけにえとしてささげ、無残にも殺してしまった。 自分が売春婦になっただけでは満足できないのか。 

21. ほんとうの神でもない偶像の祭壇で、わたしの子供まで、いけにえとして焼き殺さなければならないのか。

22. おまえは、長いこと姦淫と罪の生活にふけり、一度も、丸裸で、血まみれになっていた昔のことを、思い出さなかった。

23. おまえのすべての悪行、ああ、それはなんと忌まわしいことか。 そのために、災いが降りかかる。 そのほかにも、 

24. おまえは、愛人たちのために特別な売春宿を設け、道という道に偶像の祭壇を建てた。 

25. そこで、飽きもせず、通りかかる男という男に身を任せた。 

26. さらに、みだらなエジプトに身を売り、姦通同然の同盟を結んだ。 わたしは怒り心頭に発する思いだ。

27. だから、わたしはげんこつでおまえを打ち倒した。 おまえの国を小さくし、おまえを憎むペリシテ人の手中に陥らせた。 ところが、その彼らでさえ、おまえの行状を見て顔を赤くしている。

28. おまえは、アッシリヤ人とも〔同盟を結んだり、彼らの神々を礼拝したりして〕姦通した。 次から次へと新しい神々を見つけても、まだ満足できないようだ。 アッシリヤ人と姦通してもまだ飽き足りず、 

29. あの偉大な商業国バビロンの神々をも拝んだ。 だが、それでもまだ満足しなかった。 

30-31. そこで、神様はお語りになります。 こんなことをするおまえの心は、なんと汚れていることよ。 道という道に、売春宿である偶像の祭壇を築き、ずうずうしく淫行を重ねている。 おまえは、売春婦よりも悪い。 金を得るためでもなく、ただ悪にふけるために、そうしているからだ。 

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