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エゼキエル書 1:1-3-15 リビングバイブル (JLB)

1-3. ブジの息子エゼキエルは祭司でしたが、バビロンに連れて来られた捕囚のユダヤ人の一人として、ケバル川のほとりに住んでいました。六月も終わろうとするある日、突然、天が開いて、私は神様からの幻を見たのです。 その時、私は三十歳になっていました。 

4. その幻の中で、北の方から、燃える火のような巨大な雲を前面に押し出しながら、激しい嵐が私を目がけて突進して来るではありませんか! 雲に包まれた火は絶えず閃光を発し、火の中には、みがき上げた真鍮のように輝くものがありました。

5. すると、その雲の真ん中から、人間のように見える奇妙な姿をした四つのものが現われました。 

6. その四つのものは、それぞれ四つの顔と二対の翼をもっているのです。 

7. 足は人間の足のようですが、先が子牛のひづめのように分かれていて、みがいた真鍮のように輝いているのです。 

8. また、それぞれ翼の下から人間の手が出ているのが見えました。

9. この四つの生きものは翼を連ねて、曲がらずにまっすぐ飛んで来ました。 

10. それぞれ正面は人の顔、右側はライオンの顔、左側は牛の顔、背面はわしの顔をしていました。 

11. 二対の翼は背中の中央から広げられ、一対は両側の生きものの翼に連なり、他の一対は体をおおっていました。 

12. そして、彼らの霊が行く所はどこへでも、曲がることなく、まっすぐに進んで行きました。

13. これらの生きものの間を、赤く燃える炭火のように、明るいたいまつのように輝く別の生きものが行きつ戻りつしていました。 それらの生きものから、いなずまが出ていました。 

14. 生きものは、いなずまのひらめきのように速く、あちこちへと突き進んでいました。

15. 私がこの光景に見入っていると、四つの生きものの下に、地上でそれらを支えるように、四つの輪があるのが見えました。 それぞれの生きものに一つの輪がついているのです。 

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